埼玉県放射線科医会

会長あいさつ

埼玉県内で勤務する放射線科医の皆さま

埼玉県放射線科医会会長の田中(上尾中央総合病院)です。
埼玉県には200名以上の放射線科医がいますが、人口当たりの医師数は多くありません。また、本県は東西に長く、病院間の横のつながりが悪いので、放射線科医のまとまりに欠けるということがあります。埼玉県の放射線医学ならびに診療レベルを向上させるためには、県内の放射線科医が団結し、連携を強めなければなりません。そのような背景があり、1999年(平成11年)に放射線科医会が誕生しました。

2018年(平成30年)に医会の改革が行われ、年会費を廃し、ホームページを設け、県内の医療機関に勤務する放射線科医を全員会員にすることにいたしました。医会の活動を通じて、県内の放射線科医の連携を図り、相互の情報交換、親睦の場になることを期しています。また、次世代を担う若い医師を募り、放射線科医を育てていく組織になるべく、教育支援体制の構築にも取り組んでいます。

これまで、会員数が少なく、いかに医会を盛り上げていくかが課題でした。理念遂行のためにどのような活動を展開していくか、長い間摸索してきた経緯があります。また、新型コロナウイルス感染症の蔓延という事態を迎え、医会の活動もしばらく停止していました。

コロナ禍が少し落ち着いた状況になりましたので、来年からは医会の活動を新しい形で再開したい考えています。
つきましては、その第一弾として、第一三共株式会社との共催で、Web講演会を開催いたします。
ご施設の若い先生方にも周知していただき、会員の皆さまには奮ってご参加いただますようお願い申し上げます。

埼玉県放射線科医会 会長
上尾中央総合病院 特任副院長
自治医科大学 名誉教授
田 中 修